ラグナロクオンラインは基本的には動作が軽いです。
古いパソコンでも動くし遊ぶことができます。
でもラグナロクオンラインというゲームは重い時は動作がとっても重くなります。
実際にプレイする上で必要なグラボのスペックはどんなものだろうと疑問に思い手持ちのグラボで動作の比較をしてみました。
今回使用するグラボはGTX1080 GTX1060 GTX950です。
一世代前のハイエンド、ミドルエンド、ローエンドのスペックのグラボです。
測定方法はFPS値(フレームレート)の比較
めんどくさい人はここを飛ばして次の項目に行っちゃってください。
FPSは高ければ高いほどいいということだけわかっておいてもらえれば大丈夫です。
体感だけで語っていても伝わりにくいと思うので、わかりやすくFPS値で比較していきます。
FPS値がわからない人の為に簡単に説明すると、
一秒間にどれだけの映像を処理できるかという値です。
60fpsなら一秒間に60枚の画像を処理できているし、144fpsなら一秒間に144枚の画像を処理できているということです。
体感で語っても伝わりにくいといいつつ体感で語ってしまいますが、各fpsのプレイしているときの体感はこんな感じです。
「100fps以上」めちゃくちゃ快適
「60fps」普通
「30fps」どうにか遊べる
「20fps」激重
「10fps以下」動けない
「fps 比較」でYouTubeなどで検索するとわかりやすい動画があるので興味がある方は見てみるといいかもしれません。
測定ソフトはGeForce ExperienceのFPSカウンターを使っていきます。
測定ソフトの関係上今回測定していくグラボはGeForce系のものに限定していきます。
最初に書いた通りGTX1080(ハイエンド)GTX1060(ミドルエンド)GTX950(ローエンド)の3種類で比較。
普通にフィールドを歩いてみる(軽い時)
どのグラボでも「144」にぴったり張り付いていました。
グラボが積んであれば普通のソロ狩りでも快適にプレイできることがわかります。
SSを取ろうかと思いましたが特に違いがなかったので取るのやめました。。
PT狩り時(少し重い時)
夢幻のペンギン戦をチョイス。
すこしおもいシーンですね。
エフェクトあり
思っていたよりも差が出なかったです。
少し見づらいですが、SS右上にFPSが表示されています。
GTX1080
30~50ぐらいを行ったり来たり。
重いなとは感じるがプレイは十分にできる状況。
GTX1060
35前後を行ったり来たり。
こちらも重いけどプレイはできるなといった感じ。
GTX950
20~35
基本的には大丈夫なのですが、時々激重になる状況。
少しプレイするにはしんどい重さでした。
エフェクトなし
はっきりと差が出る結果に。
GTX1080
時々下がることはあるものの、基本的には144に張り付いていました。
ちょー快適。
GTX1060
120~130ぐらいを行ったり来たり。
快適にプレイできる状態です。
GTX950
50台を行ったり来たり。
ちょっぴり重いですが、プレイには支障のない状況です。
大規模なイベントの時(激重の時)
ティアマト攻城戦のシーンで比較。
プレイヤーが非常に多く、めちゃくちゃ重いシーンです。
ティアマト攻城戦が重かった理由はpcスペックだけの問題ではなかったのですが、今回はリプレイファイルでの比較になるのでもし重いとしたらpcスペックの問題ということになります。
エフェクトあり
ほとんどに結果差はありませんでした。
GTX1080
16
激重。
どうにか動くかなっていう重さ。
GTX1060
13
激重。
GTX950
13
激重。
エフェクトなし
ローエンドはエフェクトを切っても重かったですが、ミドルエンド以上のグラボであれば普通にプレイできるぐらいの重さでした。
GTX1080
50後半を行ったり来たり。
普通にプレイできる状態。
GTX1060
55前後を行ったり来たり。50を割ることはありませんでした。
ちょっぴり重いとは感じますがプレイに支障はありません。
GTX950
40前後を行ったり来たり。
重いですがどうにかプレイはできる感じ。
まとめ
いいスペックのグラボのほうが快適に遊べるという結果になりました。
ティアマト攻城戦のような激重の状況でエフェクトを入れるとほとんど差がでませんでしたね。
あのような状況ではエフェクトを切るしかないみたいです。さらにいいグラボを使えば変わるのかもしれませんが。
プレイスタイルによって買うグラボを変えるとしたら以下のような感じになりますね。
・ソロ狩りや少人数PTがメイン
ローエンドグラボ(gtx1050,gtx1050ti)
・大人数PTも快適に遊びたい、ゲーミングモニターを使っていない
ミドルエンドグラボ(gtx1060,gtx1070)
・とにかくできるだけ軽い環境で遊びたい、ゲーミングモニターを使っている
ハイエンドグラボ(gtx1080,rtx1070以上)
普通のモニターを使っている場合は、60fps以上は出ません。
60hz以上を表現できるゲーミングモニターなどを使っていない場合はミドルエンドのグラボで十分とも言えますね。
プレイスタイルや環境に合わせてうまくグラボを選んでみてください。
最新のグラボを手に入れたら比較記事をまた書きたいと思います。
参考(選び方の解説)
グラボを交換するときは自分のPCが対応しているか確認しましょう。
最低でも「電源容量」「補助電源コネクタ」「グラボのサイズとPCケースのサイズ」は確認したほうがいいです。
ローエンド
ローエンドでも何もグラボを積まないよりはかなりまし、というかかなりプレイ環境がよくなります。
今ローエンドグラボを買うのであればgtx1050かgtx1050tiがいいですね。
2019年中にはRTX2050が出ると思われるのでそれを待ってもいいでしょう。
ミドルエンド
今も現役のミドルエンドグラボ。
2019年の早いうちにRTX2060という新しいミドルエンドグラボが出るみたいのでその情報を待ったほうがよさそうです。
ハイエンド
ハイエンド帯のグラボはGTX1080シリーズとRTX2080があります。
どちらがおすすめかといわれれば現状はGTX1080シリーズのほうがおすすめです。
なぜ1世代前のGTXシリーズをおすすめするかというと、単純に値段が安いこととRTXシリーズに現状バグが多いことが理由です。
せっかく高い買い物をしてダメだったら悲しいですからね。
もう少し時間がたってRTXシリーズの値段も品質も安定してきたらRTXシリーズも視野に入れていいのではないでしょうか。
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